ここでは、クラウドPBXの留守番電話機能について解説するとともに利用により期待できるメリットを紹介しています。
クラウドPBXの留守番電話機能は、不在着信があった際に自動応答メッセージを流し相手の要件を録音する機能です。基本的な機能は、ビジネスフォンの留守番電話機能と変わりません。留守番電話機能を利用することで、チャンスロスを防いだり、その後の対応をスムーズにしたりできます。
クラウドPBXの特徴として、通話にインターネット回線を使用することがあげられます。留守番電話機能では、通話音声をデジタルデータに変換してサーバーへ保管します。したがって、ユーザーは外出先から留守番電話メッセージを確認できます。
クラウドPBXの留守番電話機能では、手動設定に加え、日時を指定して留守番電話のアナウンスを流せます。例えば、営業時間終了から翌営業日まで営業時間外であることを知らせるアナウンスを流すなどができます。顧客との関係性を維持するため、欠かせない機能といえるでしょう。クラウドPBXの強みは、時間外アナウンスを一括設定できることです。拠点ごとに設定しなくてよいため、抜けや漏れを防ぎやすくなります。
クラウドPBXは預かったメッセージを、音声データとしてサーバーに保管します。電話機本体に保存しないため、インターネットに接続すれば外出先からでも確認できます。また、メッセージをメールに添付して転送するなどの対応も可能です。導入前より、メッセージの確認が簡単になるでしょう。
留守番電話機能は便利ですが、ビジネスにおいては最後の手段といえるかもしれません。営業時間内は、できるだけ使用したくないと考える事業者が多いでしょう。クラウドPBXは、インターネット回線を通じて各端末を内線ネットワークで接続しています。したがって、担当者が対応できないときに別の端末で着信を受けられます。例えば、外出先のスマートフォンで着信を受けることも可能です。留守番電話対応を減らせる点もPBXのメリットとしてあげられます。
クラウドPBXの留守番電話機能は、不在時に自動応答メッセージを流し要件を録音する機能です。メッセージをサーバーに保管するため外出先から確認できる、各端末を接続するため時間外の設定を一括で行えるなどのメリットがあります。利便性の高い機能といえるでしょう。
以下の記事ではクラウドPBXの概要などを詳しく解説しています。理解を深めたい方は参考にしてください。
ここでは調査した20製品のうち、公式サイトに導入実績や実例を記載している信頼できるクラウドPBXの中から、
こだわり別におすすめのサービスを紹介します。
※2022年9月30日調査時点で、「クラウドPBX」とGoogle検索し表示されるクラウドPBX対応の会社20社のうち、導入実績や実例を公式サイトに掲載している10製品をピックアップ。そのなかで、公式HPで確認できる情報もとに以下の条件でこだわり別に各商品を選定しています。
■コスト・安さ=モバビジ(導入費用・月額費用が最も低価格だったため)
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