近年、リモートワークや外出先での業務が増える中で、「携帯から会社番号で発信したい」と考える企業が増えています。こちらでは、携帯電話から会社の番号で発信する方法について詳しく解説します。
主に、会社の電話回線を利用したコール転送機能や携帯キャリアのサービスで対応できます。
会社の電話回線を利用し、社員の携帯へ転送をかけることで、会社番号での発信を可能にする方法です。会社のPBXを利用し、携帯から発信しても会社の番号が表示されます。
メリットとしては、追加のアプリ導入が不要という点です。中小企業や既存のPBXを活用したい企業に向いています。
一部の携帯キャリアでは、特定のプランに加入することで、携帯電話でも会社番号での発信が可能になります。既存の携帯回線を利用し、発信番号を会社のものに変更できる仕組みです。
メリットとしては、インターネット環境に依存せず、安定した通話品質という点が挙げられます。営業職や外回りの多い社員が多い部署や企業に向いています。
一部の通信会社やPBXサービスでは、スマホアプリ経由で会社番号を表示する発信が可能です。IP電話を活用して、スマホから会社番号で発信します。
比較的低コストで運用可能という点が、メリットとして挙げられます。コールセンターやカスタマーサポート業務を中心としている部署や企業におすすめです。
クラウドPBXを導入すると、スマートフォンアプリを通じて会社番号を使った発信ができます。インターネット回線を使用し、場所を問わず会社の電話番号で発信できるのが特徴です。
メリットとしては、設備投資が不要で、導入が容易という点が挙げられます。リモートワークや外回りの営業担当者が多い企業におすすめです。
携帯電話から会社の番号で発信する方法には、クラウドPBXの利用、IP電話アプリの活用、携帯キャリアのサービス、コール転送の4つの方法があります。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、ニーズや業務スタイルに合った手法を選択しましょう。
こちらでは、こだわり別で比較したおすすめクラウドPBXを5つピックアップしています。ぜひご一読ください。
ここでは調査した20製品のうち、公式サイトに導入実績や実例を記載している信頼できるクラウドPBXの中から、
こだわり別におすすめのサービスを紹介します。
※2022年9月30日調査時点で、「クラウドPBX」とGoogle検索し表示されるクラウドPBX対応の会社20社のうち、導入実績や実例を公式サイトに掲載している10製品をピックアップ。そのなかで、公式HPで確認できる情報もとに以下の条件でこだわり別に各商品を選定しています。
■コスト・安さ=モバビジ(導入費用・月額費用が最も低価格だったため)
■システム連携=BIZTEL(連携できるシステム数が最も多かったため)
■導入スピード=CLOUD PHONE(導入までの日数が最も短期間だったため)
■導入実績=MOT/PBX(導入企業の社数が最も多かったため)
■音質=モバビジ(複数の機器で総務省判定基準クラスAを取得しているため)